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news 2018.9.4
 
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金沢中心部で、ビルまるごとリノベーション! リノベーションして借りたい方を募集!
小津誠一(金沢R不動産/E.N.N./studio KOZ)
 

9月14日(金)、15日(土)スケルトン物件内覧会を開催。ビルをリノベーション活用したい入居者、募集!!

さまざまなリノベーションのスタイル

金沢R不動産では、これまで様々なリノベーションに取り組んできた。

10年以上も放置された廃墟ビルを再生した片町「RENNbldg.」
洋風の厚化粧をとったら町家だった八百屋リノベーション「松田久直商店」
人が寄りつかなくなった木賃アパートが満室アパートへ「鞍月舎」
スケルトンの鉄骨ビルをセルフリノベーションした新竪町「RENNbldg.」
解体の危機を逃れたセレクトショップ町家「八百萬本舗」
ごくフツーだった空き家の一棟貸し切り宿「橋端家」

上段左より新竪町「RENNbldg.」、片町「RENNbldg.」、「鞍月舎」。下段左より「橋端家」、「八百萬本舗」、「松田久直商店」。

このほかにも「tawara」「旬房さかい」「酒屋彌三郎」「高岡・大重亭」「嗜季」「流寓」などはリノベーションによって人気の飲食店へと化けていった。暗くて寒いというネガティブな印象が強い町家を軽やかにリノベーションして住みこなしている町家ユーザーも多い。

弊社でリノベーション設計担当した飲食店。 上段左より「tawara」、「旬房さかい」「酒屋彌三郎」。下段左より「高岡・大重亭」「嗜季(現・流寓)」「旧・流寓」。

これらは、弊社E.N.N.で企画や設計なども担当した一例だけど、他にも不動産仲介だけを担当して買い主さんや借主さんが見事なリノベーションを実現した事例も多い。
「The share hotels HATCHi Kanazawa」「ハイカラビルヂング(現・BNFM)」「パノラマチヤ(現・ひらみぱん+オヨヨ書林せせらぎ通り店+あぐり)」などは、不動産仲介によってリノベーションの起点となった事例で、それらは事業スタイルそのものをリノベーションし、空間を使いこなしている。

リノベーション素材として仲介した「パノラマチヤ」(上)、「ハイカラビルヂング」(左下)、「HATCHi」(右下)。

いずれも単にノスタルジーを演出したデザインだったり、懐古主義的スタイルとしてではなくて、それぞれの建物固有の特徴や地域のポテンシャルを活かしながら、新たな収益性を確保し、新しい価値創造を実現している。その場所のコンテクストの上に、納得できるデザインが足し算されてこそ、見放されつつあった空間が人の集まる場へと劇的に転換される。それこそがリノベーションの醍醐味だし、エリアやストリートへの波及効果も大きい。

リノベーションで抗う

空間を再活用するリノベーションのさまざまなスタイルがようやく広まってきた一方で、新幹線開通後の投機的雰囲気の金沢では、ホテルやマンションがニョキニョキと建ち上がることによって起こる街並みの書き替えや、コインパーキングという更地化によるまちからの完全撤退があとを断たない。

そんな中でも、中古ビルオーナーからの活用や再生の相談が急増している。
旧社屋として使っていた古いビル、家業を廃業して持て余している中古ビル、市場で競争力を失ってしまった空きビルなど、最近はそういった物件の所有者からの相談が増えつつある。いずれも昭和40年代頃、前の東京オリンピック後の経済成長を受けて建てられたシンプルな空間構成だったり、当時手間ひまをかけてつくられた外壁タイルや階段の手摺りなど、新築ビルやバブル期の派手なビルでは見られない味わいのあるものが多い。
従来の不動産市場では無価値と札をつけられてしまいがちだけど、オーナーにとってはそれらの建物のディテールに愛着があったり、それぞれの物語を引き継いでいきたいという思いがあったりする。何よりもまだ使えそうな空間に対して、経済的あるいは環境的な意味でも再活用できないかという意識が高まってきたことが感じられる。

建物を解体して駐車場にしてしまえば、すぐに小さな収入は得られるかも知れない。
でも、お金だけでなく、街並みの一角を担ってきた建物の新たな価値を考えることで、都市・まちに関わり続けたいと考えているオーナーも増えつつある。
僕たちは、そんな地域に貢献する新しい資本主義に賛同するし、まちへの参加を宣言するオーナーを応援したい。

リノベーションのための自由な空間、使いませんか!

今回、まさにそんな思いを込めて相談いただいた物件をご紹介。
かつての加賀藩藩士の屋敷街。手入れの行き届いた土塀の足元に大野庄用水が流れる長町の中心部。観光スポットとして賑わう武家屋敷街で、日中は観光客の人通りも絶えない。それでいて、片町や木倉町といった夜の町からも徒歩圏内。それにもかかわらず、近隣には古くからの住民も多いというエリア。

長町武家屋敷街。(写真提供:金沢市)

そんな武家屋敷街のメイン通りに面した昭和40年代に建てられた鉄筋コンクリート造4階の長町2丁目ビルを紹介したい。
かつて医院兼住宅だったこの建物、通りからは車3台分セットバックして建ち、ちょっと懐かしいタイル貼りに水平連続窓がシンプルで潔いデザイン。4階には2つの大きなバルコニーがあり、ペントハウスのような眺望が魅力的な建物だ。

さて、どうやってこの建物を使いこなすか?
立地を考えれば、観光客向けのお土産物店にしてしまえば簡単だろう。
でも、ここで近隣の人たちの健康を支え、生活の場として暮らしてきた場所に、未来へとつながるようなアイデアのある使い方をしてほしいというオーナーの想いに僕たちも大いに共感した。
そこで今回は、金沢R不動産で活用方法やデザインを決めてしまうのではなく、リノベーションのための自由な空間として貸し出すことになった。

リノベーションのための自由な空間を使いこなす

このビルを活用して、1階〜2階を店舗や事務所、3階〜4階を住宅などとしてリノベーションして借りたい方を募集!

店舗、事務所、住宅といっても活用方法は借主のアイデア次第。魅力的な素材などを一部残し、古い設備や細かい間仕切り壁の撤去工事が完了したスケルトン状態になっているので、使い方も考えやすい。新たな絵を描くためのまっ白なキャンバスのような状態だ。まさにリノベーションを自由に考えるための素材といってもいい。

このビル、今回はスケルトン状態で内覧会を開催するので、この空間の活かし方を考えてみませんか? もちろん、金沢R不動産でも活用方法や空間デザインなどなど、ご相談ください。

長町2丁目ビル内覧会の案内はこちら。

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