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news 2021.8.23
 
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古ビル調査室 活用プロジェクト第1弾 「里見町APARTMENT」募集開始!
E.N.N./金沢R不動産
 

入居者・オープンスペース出店者を募集!

改修中の「里見町APARTMENT」。令和3年9月末一次工事完了予定

きっかけは、「古ビル調査室」

古くなったビルの状況を、設計・不動産の視点から調査し、活用方法を考えるためのサービス「古ビル調査室」。2019年に【調査・ラフプラン提案コース】において実施した調査をきっかけに、活用プロジェクトがはじまった。

2019年にスタートした「古ビル調査室」

雨漏りが放置された状態だった

調査開始当時、屋上からの雨漏りが至る所から見られ、経年による内装の傷みもひどく、一般的な目線で眺めると、このままでは到底使えない空きビルの様に思えた。しかし、調査を進めていくと、雨漏りはしているものの躯体そのものはまだまだ使える状態と判明。外壁も雨だれが目立ってはいたが、それがかえって円熟味を漂わせていた。時代を象徴するようなスタッコ調の吹付タイル仕上げのファサードも印象的だ。

調査時の内装状態。劣化が目立っていたが中には懐かしいものや、レトロなキュンとくる箇所も残っていた。

スタッコ調吹付タイル仕上げの外壁

1棟に2人の大家

元々、建物(土地)の真ん中を境に右と左、所有者が異なる区分所有の建物だった。建物の中で左右に行き来出来る動線はなく出入口の動線も別々。

左右ともアパートと大家の住まいで構成されているが、左側は1F:車庫/2F:単身向けアパート1室/2F・3F・4F:左側大家の住まい、右側は1F・2F:右側大家が営んでいた不動産屋と住まい/3F・4F:単身向けアパート4室と、一棟ながら部屋の広さも間取りも配置も非対称に構成されている。

近所の方に聞くと、この地に元々隣同士で住んでいた2人が協同して1棟の共同住宅を建てたそうだ。アパート収入を見込んだ右肩上がりの時代の名残を感じる方法とも思えるし、1棟の中で2人の大家の意向をそれぞれに反映させた、特徴的な共同住宅だ。

マチとマチを繋ぐ、まちなかの「バックストリート」

タテマチストリートと柿木畠商店街・金沢市役所・21世紀美術館とをつなぐ通りにある。この通りは古ビルと町家が入り交ざるように建ち並び、1階にはビストロやクラフトビール屋、古着屋など個性的なお店が入居し、独特な空気感を既に形成している。ノスタルジックでアングラなイメージもありつつ「こまちなみ保存区域」内にあり、いわゆる金沢らしい趣のある閑静な住宅街が隣接して広がる。この通りは商業地と、観光地と、歴史的な街並みを繋ぐバックストリートとも言えるかもしれない。

僕ら、金沢R不動産もこのエリアが気になっていて、本物件以外にもこの通りで既に現在、賃貸町家1件、売買町家1件(申込済)、売買マンション1件の募集を行っている。

「里見町あじさい町家」

「【里見町】半分だけリノベ」

タテマチストリート

この路地が、本建物のある通りとなる

ビストロやクラフトビール屋、古着屋などが並ぶ

本物件の隣も立派な町家(旧野村建具店)。こちらの町家も弊社で売買物件として預かっている。

4階のバルコニーから。本物件と隣接して、閑静な住宅街が広がる。

コロナ禍の中での建物活用の行方

コロナ禍に入り先行きが見えない中、様々な活用案の比較検討となった。仮に、コインパーキングや賃貸住宅にしたとしても、それらはこの場所でしかつくれないものではない。「これからの時代は、唯一無二の存在でないと淘汰されてしまうのではないか」。そんな所有者の想いもあり、僕らが提案する利活用案で進めていくこととなった。

外身はこのまま、中身はあえて「ごちゃ混ぜ」で

今回の再生計画にあたり新幹線の開通後、スクラップ&ビルドが目立つ金沢でその流れに乗るのではなく、時を経たことよって生まれた建物の表情や、これまでの経緯、エリアの持つ独自性と空気感を活かすことで、唯一無二の存在になり得るのではないかと考えた。

外壁は洗浄と部分的な塗装補修のみに留め、建物全体の防水とインフラ設備はしっかりと更新。大小の区画、メゾネット区画が入り混じったの既存の配置はそのまま生かし、共同住宅から店舗・事務所等・SOHO・オープンスペースからなる複合施設へ再構築することにした。

また、内装デザインも「ごちゃ混ぜ」の状態を生むために、内装の仕上げをしないスケルトンの状態のまま賃貸することにした。

※構造・法規上の制限あり

「まちなかのニュー雑居ビル」へ

雑居ビルには、無秩序で雑多といったネガティブなイメージもつきものだが、実は、用途・業種、入居者、価値観が混在する面白さがあると思っている。同じ方向を向いていないからこそ、それぞれの区画から様々な方向に、広範囲へ発信出来る集合体にもなり得るとも思っている。

「里見町APARTMENT」では、ルールや決めごとは最低限に、あとはこの建物やエリアを気に入ってくれた方々にゆだねることで、ごちゃ混ぜで多様な「ニュー雑居ビル」になると信じている。

周辺のイメージ図。本物件によって里見町の賑わいが広がることを妄想中

物件募集情報・内見イベント

物件募集の情報・状況については、こちらをご覧ください。

◆「里見町APARTMENT」内見会
日時:10月23日(土)11:00〜16:00
場所:金沢市里見町42-9
予約不要・入場無料
※具体的に入居をご相談されたいという方はご予約をおすすめいたします。
以下ページ末尾のお問い合わせから、ご希望のお時間を明記の上、お申し込みください。
まちなかのニュー雑居ビル

「リサーチ」映像

この「里見町APARTMENT」の建物・空間を、ダンサー・なかむらくるみさんが「リサーチ」してくれました。建物の雰囲気やサイズ感など参考にしていただけたら。

オープンスペース出店書募集!キッチンカー歓迎!

建物左側の元駐車場区画を、奥は店舗区画、手前をオープンスペース(共用部分)としました。このオープンスペースでは日常的に商いの場としてご利用いただけるように想定しています。

#SUBTEXT;具体的な運営方法は、みなさんに使っていただきながら決めていきたいと思っています。

2021年10月から2022年4月までの間、1日1時間からの利用、利用料金はご相談で、出店してくださる方を募集します。

<期間>

2021年10月1日~2022年4月30日

※出店日はテナント工事との関係もあり、相談の上決定とさせていただきます。

<利用料金>

お問い合わせ・ご相談の上、決定します。

<想定している利用内容>

・近くでお勤めの方向けのお弁当販売

・近隣住民さん向けの朝市、夕市 

・コーヒー、ビアスタンド など

<設備・備考>

・水道(立水栓×1)

・電源(単相100V/約1,400Wまで)

・机1台(幅2,100㎜×奥行600㎜×高さ850㎜)

お問合せはこちらからお待ちしております。

【物件概要】
 建物名:「里見町APARTMENT」
 所在地:金沢市里見町42番地8、9
 構 造:鉄筋コンクリート造陸屋根4階建
 築 年:昭和52年
 改 修:一次工事、令和3年9月竣工予定
     主な改修内容/防水・設備(インフラ)工事
 区画数:全9区画(店舗区画2室・店舗兼事務所区画1室・事務所区画4室・SOHO区画2室)+オープンスペース1区画

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