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広坂の余白ビル ~ 期限付きの自由な実験場 ~ |
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金沢市広坂。 兼六園や21世紀美術館からほど近い、静かで文化の香りが漂う通りに、ひとつの建物が佇んでいます。 創業150年、地元の人なら誰もが一度は看板を見たことがある元北地印房、キタジビル。 長くまちの印章文化を支えてきたその建物が、今回期限付きで1棟貸しとして新たな入居者を迎えることになりました。 設計を手がけたのは、建築家・平口泰夫氏。 すでに故人となられていますが、この建物は彼の初期の作品のひとつであり、彼の代表的な手法でもあったRC造の美しさがしっかりと感じられる建物です。 1階はかつてハンコ屋の店舗だった空間。 カウンターの跡やサインの名残が残り、長く続いた商いの時間を静かに物語っております。 ギャラリーやカフェ、ショップや小さな工房など、街の人がふらりと立ち寄れる場所にするのも良さそうです。 2階は事務スペースと居住スペースが混在した、いわば“仕事と暮らしのあいだ”のような空間。ワークプレイスとしても、アトリエ兼住居としても使える柔らかさがあります。 3階はすべて居住スペース。設計士のこだわりが色濃く残るつくりで、廊下にはトップライトが設けられ、光がやわらかく差し込む印象的な空間。 さらに小さなテラス席もあり、中心街の中にいてもほっと息をつける余裕が感じられます。また、食堂と台所もあり、そこにも建築家ならではの細部への配慮や空間の切り取り方など、 暮らしをデザインとして捉えたこだわりが感じられます。中心街の中で、光と風を感じながら過ごす穏やかな時間が流れます。 平口氏が残した空間構成や素材感は、いま見ても新鮮です。少し手を加えることで、さらに魅力が引き立ちそう。 期限付き賃貸募集物件になりますが、長期的に固定化する場所ではなく、一定の時間だけ、次の誰かに託される建物です。だからこそ思い切ったチャレンジや、実験的な使い方にも向いているかと思います。期間限定の“まちの小さな拠点”として、金沢らしい文化を育てる場所になるかもしれません。 ※賃貸条件に関しては相談可能です。 |
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| かつてハンコ屋の店舗だった空間 |
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| 売場の奥に事務スペース兼工房の名残が残っています |
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| 1階からは想像できない空間が3階に現れます |
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| 建築家のこだわりが詰まった3階リビング |
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| >>大きな地図で見る  |
| 賃料 | 71万5,000円(税込) | 建物面積 | 364.87㎡ |
| 敷金 | 6ヶ月 | 礼金 | 715,000円 (税込) |
| 償却 | なし | 管理費 | なし |
| 所在地 | 金沢市広坂1丁目 | ||
| 交通 | 北鉄バス「香林坊」 徒歩1分 | ||
| 建物構造 | 鉄筋コンクリート造 4階建て | 所在階 | |
| 築年 | 42年 | 取引態様 | 媒介 |
| 設備 | 上下水道/キッチン設備あり/エアコン(残置物) | ||
| 備考 | ペット不可/定期借家契約(期間:5年/再契約:相談)/用途変更不可/現状渡し/床面積は登記簿から算出/未登記建物あり(庭の倉庫)/賃貸条件に関しては相談可/住居兼事務所可/1階・路面/飲食店可/要火災保険契約 | ||
| 情報修正日時 | 2025年11月8日 | 情報更新予定日 | 2025年11月23日 |
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