住宅 | ||||||||||||
ココロオドル木造ビッグワン |
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皆様ご存知日本三名園の一つ兼六園と石川県を代表する景観が広がる金沢城公園。その中心のお堀通りを下り金沢地方裁判所がある向かいにココロ揺るがす建物があります。外観から放たれるその存在感に私は好奇心を抑え込めず内部に侵入しました。 正面入口を入るとインナーガレージが現れました。なんと電動シャッター付きではありませんか。ここで大事な愛車を雨風から凌いだり、車庫内に蛇口も付いているので愛車の洗車や整備ができたりするってわけですね。また壁の1/4が収納になっている為、車の整備品はもちろん食料などをストックできたりと、いざという時の備蓄や災害用としても重宝できそうですね。 もう一つ奥の扉を入ると、、、外観からは想像できない町家の造りとなっておりました。RC造とばかり思っていましたが実はこの建物、木造建築だったことに驚きは隠せませんでした。 玄関は広く靴を履いたまま奥の手洗い場まで行けるので買い物帰りに居間を通らず急行で行けるわけです。そんな居間のサイズは6帖一間。一部仏間を除けば壁の2/4が収納ですので物で溢れ返ってしまう心配は皆無と言えるでしょう。縁側を渡り奥へと進むと独立したレトロな手洗い器と小さな階段、さらに奥にはトイレとキッチン、その横には綺麗に整備されたユニットバスが完備されております。 玄関へと戻り粋な赤いカーペット敷きの階段を上がると廊下を分けて8帖の和室二間が現れました。廊下も含めてどの部屋も北側の壁は全て収納スペースとなっているのでこの家ではまず収納には困らないでしょう。東側和室の奥には広縁があり気持ちの良い空間となっております。 西側の和室の奥には某漫画を連想させる特徴的なPタイルが広がるレトロな水回りが現れました。奥にはトイレ、小さな階段を降りると1階の水回りスペースと繋がっており1,2階を回遊できる間取りになっていると気付かされます。 はやる気持ちを抑えつつ階段を上がると何やら重厚な扉が現れました。恐る恐る扉を開けると、、、なんと大正ロマン感じる空間がコンバートされていました。元々は応接間として使っていたのでしょうか?奥に見える暖炉は残念ながら偽物です。ですがこの部屋で暖を取る時は是非とも暖炉型電気ファンヒーターを置いて下さい。インテリアの基調になること間違いないです。ロッキングチェアーを置くと尚良。奥へと進むと2階同様に広縁が現れますが少し間取りが違う点は、部屋の横に通路があり北側には作り付けの本棚があるため、この部屋は書斎や仕事部屋として使うのが理想的かと。 反対西側の部屋は金沢町家の特徴である紅殻塗りと呼ばれる朱色の壁が印象的なお座敷が広がる空間となっており、窓からは抜けて見える景色も良好です。 立地に関しても金沢城の周辺いわば金沢の中心に位置するので各方面へのアクセスは抜群、定番観光地も目と鼻の先にあります。住宅としてお使いいただけるのが一番いいかと思います。又は法的条件等をクリアして住宅兼店舗として。 いかがでしたか、金沢では珍しい造りの建物。あなたのココロをいかほど掻き立てたでしょうか?未だに私の中のココロオドルアンコールはまだ鳴り止んでおりません。ぜひ街並みとともに実際に肌でこの建物を感じてみてください。 ※まずは一度使用用途についてご相談下さい。その後内見にご案内できればと思います。 |
角度を変えると違う表情に |
建物裏側。特徴的な形をしています |
電動シャッター付き車庫には大容量の収納が |
左側に蛇口 右側は玄関入口 |
>>大きな地図で見る  |
建物面積 | 211.45㎡ | ||
所在地 | 金沢市兼六元町 | ||
交通 | 北鉄バス 兼六園下 徒歩2分 | ||
建物構造 | 木造 3階建て | 所在階 | |
築年 | 不詳年 | 土地権利 | 所有権 |
敷地面積 | 83.60㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
用途地域 | 建蔽率/容積率 | ||
設備 | 北陸電力/都市ガス/エアコンあり(残置物扱い)/ユニットバス/インナーガレージ付き |