=価格改定しました(2022.3.3更新)=
久しぶりに町家のご紹介です。
ちょうどよい、というと月並みですが、広すぎず・狭すぎない建物とお庭、大通りすぎず・裏通りすぎない立地が、まさにちょうどよい町家。 さまざまな用途を叶えられる汎用性の高さ≒器としての優秀さが、むしろ特徴かもしれません。
町家としては比較的明るく、抜けがある印象。 庭があることや、ほぼ向かいが児童公園なのは大きいですね。 天井も高く感じます。(最も高いところで約2750mm) 聞けば、昭和町家の標準的な天井高だそうですが、圧迫感が苦手な私としてはありがたい高さです。
使い方は、1人~2人暮らしの住まい、別荘、住居兼事務所、小さな商いのお店、一棟貸し宿、などいろいろ。 間取りもシンプルなので、何をするにもレイアウトしやすいと思います。
長土塀(ながどへ)の名の通り、藩政期には武士のお屋敷の土塀が長く続いていたそう。古い街区のため町家もちらほらと残っており、ご近所にも改修してお住まいになっている町家がいくつかあります。
金沢駅からもまちなかエリアからも徒歩圏内。 個人的には、玉川公園や金沢市民芸術村、犀川に近いのも◎です。 散歩やランニングが日課の方は、よりたのしいと思います。
水回りは、間取図で見ると出島のような部分に収まっています。 出島部分はおそらく建築当時からあるものですが、のちに幅を50cmほど広げる増築をして、新たに浴室を収めたようです。 10年ほど使われていないので、快適に住まうには、設備の入れ替えをおすすめします。
全体としても改修は必要と思われます。 じっくりと改修を進めていかれたい場合は、金沢市「金澤町家再生活用事業」の補助金制度もご活用いただけます。 お気軽にご相談ください。
※「特定金澤町家」登録申請中 ※簡易宿所等の開業には、近隣住民の方の理解を得る必要があります。 |