text=小津誠一(E.N.N./studio KOZ)
Case02:「超うなぎ」に建つ「ながーい家族の部屋」

二つの庭(中庭と階段)が三層を貫いています。
金沢では、おなじみの「うなぎ」。これをさらに長細くした「超うなぎ」な土地。背後には竹林の傾斜もあります。
ここでは、避けられがちな個性の突出をさらに伸ばすという典型的なアイデアです。
ただでさえ長い敷地で、家の中心的な存在の部屋、つまりLDKを長〜いワンルームにしてしまいます。長い部屋の奥には、借景の竹林もひかえています。
さらに、うなぎの寝床と呼ばれる伝統的な町家に習って、光や風の通り道となる中庭を配置しています。この極端に長細いプランでは、天窓付きのらせん階段が光の筒として、二つ目の中庭の役目を果たしています。この二つの庭がそれぞれの用途を分ける間仕切りにも一役買っています。
![]() うなぎな敷地。奥には県立歴史博物館から続く竹林が。 |
![]() 二階キッチンから、リビング方向。奥の方に、二つの庭越しに竹林が見える。 |









