金沢ライフ穴場探訪1「湯涌エリア」

なにも「まちなか」ばかりに魅力的な物件が眠っているわけではありません。少し足をのばせば、金沢にはこんなエリアが残っています。
写真1
まちなかから車で20分の距離に、この景色!
気になる穴場エリアへ
物件を探しにいろんなところを回っていると、どうも気になるエリアが浮かんできます。金沢の奥座敷と呼ばれる湯涌エリアもそのひとつ。兼六園からクルマで20分たらずと身近に感じる距離感ながら、土が香る田んぼが広がり、昔ながらの日本家屋がぽつぽつ佇む。青空が一面に見渡せて、澄んだ空気の気持ちが良いいこと。地名のとおり1,300年も昔から、湯が湧きつづけているこじんまりした温泉郷も近くにあって、ここでしか味わえない時間の流れがありそうです。
実際に暮らす気分ってどんなだろう?
そんな奥座敷ライフへの素朴な好奇心からスタートする今回の金沢Rコラム。
実際に暮らす3組の方に聞いた、このあたりの日常や身近にある環境を数回に分けながらご紹介していきます。
みなさん、自分たちのペースを持ちながらゆっくりと楽しんでいるようです。
Case01 自然があって、不便でもない
金沢市東荒屋町 中川純一さん/ガラス工房 shell studio
http://www2.h-s-c.or.jp/shellstudio/
自然とともに暮らす
自然好きにはたまらない、もりもり茂る緑をバックに隣には浅野川。とはいえ東山あたりでみられる女性的な風情とはちがって流れはかなり急なもの。渓流釣りをしているおじさんもちらほらと見かけます。
キッズ用から本格的なマウンテンバイクまでいろんな種類の自転車がずらりと並んで、パッと見、自転車屋さんのようですが、こちらは中川夫妻が営む体験型ワークショップ「ガラス工房shell studio」。
「時間があれば子供とすぐ近くの林道をサイクリングするのが最近楽しいんですよ。山道を登っておりてくるのは爽快」と笑って話すご主人の純一さん。
木の感じとまわりの緑がよく馴染んでいますが、中川さん、一体どういう経緯でこの店を?
「もともと湯涌で生まれたんですが、このあたりの景色が原風景として頭に残ってて。たまたま実家の隣の植木屋さんのこの土地が空いたのもあってお店を構えることにしたんですよ」
川を眺めるポケットパークのような一角にあるベンチたちはその名残。天気のいい日には自然にここへ足が向いてしまいそうです。
「子供が大きくなるまでは、こういう自然の中でのびのび遊ばせてあげたかった」という中川さんの“子育て観”。魚のいるポイントやいつもの遊び場を案内してもらったんですが、これが結構ハードな岩場。そこをすいすいジャンプして進んでいく中川Jr。うーん。どうやら思いはしっかり通じているようです。
写真2
店先にはベンチと自転車が並ぶ。
写真3
すぐそばには、ゆたかな緑と美しい渓流が。
写真4
奥座敷とまちを結ぶ道路。気持ちがいい。
写真5
工房のようす。
写真6
店内を彩るさまざまなガラス作品。
写真7
ネックレスやブレスレットも人気。
ほどよい距離感が、いい
日常の中で自然を満喫できてリラックスできそうだけど、暮らすとギャップがスゴいかも。
湯涌出身の純一さんはさておきですが、
「びっくりしたのは雪の多さくらい。子供は喜んでるしもう慣れっこですけどね(笑)まちなかのようにすぐそこにコンビニがというところではないですけど、それでも少しクルマを走らせれば大きな病院やスーパーもあるし生活するには充分だと思ってます。まちなかとの距離感がちょうどいい」と、もともと県外出身の奈々子さん。
電気もガスも通っていないタフな暮らしはそれなりの覚悟がいりますが、奈々子さんがいうようにほどよいまちなかとの距離感なのもこのエリアの魅力なんだと思います。
中川夫妻がつくる素朴なガラスの細工や雰囲気に誘われて、話を伺っている最中にもふらりと訪れてくる近所のおばさんや、ガラス造りを習いにくる人、温泉帰りに立ち寄るお客さん。
訪れる人たちにコーヒーを振る舞いながら穴場ともいえる貴重なエリアに出会った中川さんは、うらやましい生活を楽しんでいます。
ベンチに座りながらコーヒーをいただいていると、
「そうそう、もう少し温泉街の近くに手作りの土鍋を作ってるご夫婦がいるんだけど、行ってみる?100年前くらいの民家に手を加えて工房にしてるんですよ」と奈々子さん。
これには、即「お願いします」と案内してもらうこととなりまして、次回のコラムでは、「100年前の民家を工房にしながら手作りの土鍋を作っている」というご夫婦にお話を伺うことに。
いったいどんな方が待っているのでしょうか。
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金沢ライフ穴場探訪 2 「築100年ほど経つ古民家で工房を」
Case02 金沢市下谷町 小林大さん/陶房ななかまど

text=奥 隆生(E.N.N.)

なにも「まちなか」ばかりに魅力的な物件が眠っているわけではありません。少し足をのばせば、金沢にはこんなエリアが残っています。

case01_01

まちなかから車で20分の距離に、この景色!

気になる穴場エリアへ

物件を探しにいろんなところを回っていると、どうも気になるエリアが浮かんできます。金沢の奥座敷と呼ばれる湯涌エリアもそのひとつ。兼六園からクルマで20分たらずと身近に感じる距離感ながら、土が香る田んぼが広がり、昔ながらの日本家屋がぽつぽつ佇む。青空が一面に見渡せて、澄んだ空気の気持ちが良いいこと。地名のとおり1,300年も昔から、湯が湧きつづけているこじんまりした温泉郷も近くにあって、ここでしか味わえない時間の流れがありそうです。

実際に暮らす気分ってどんなだろう?

そんな奥座敷ライフへの素朴な好奇心からスタートする今回の金沢Rコラム。

実際に暮らす3組の方に聞いた、このあたりの日常や身近にある環境を数回に分けながらご紹介していきます。

みなさん、自分たちのペースを持ちながらゆっくりと楽しんでいるようです。

Case01 自然があって、不便でもない

金沢市東荒屋町 中川純一さん/ガラス工房 shell studio

自然とともに暮らす

自然好きにはたまらない、もりもり茂る緑をバックに隣には浅野川。とはいえ東山あたりでみられる女性的な風情とはちがって流れはかなり急なもの。渓流釣りをしているおじさんもちらほらと見かけます。

キッズ用から本格的なマウンテンバイクまでいろんな種類の自転車がずらりと並んで、パッと見、自転車屋さんのようですが、こちらは中川夫妻が営む体験型ワークショップ「ガラス工房shell studio」。

「時間があれば子供とすぐ近くの林道をサイクリングするのが最近楽しいんですよ。山道を登っておりてくるのは爽快」と笑って話すご主人の純一さん。

木の感じとまわりの緑がよく馴染んでいますが、中川さん、一体どういう経緯でこの店を?

「もともと湯涌で生まれたんですが、このあたりの景色が原風景として頭に残ってて。たまたま実家の隣の植木屋さんのこの土地が空いたのもあってお店を構えることにしたんですよ」

川を眺めるポケットパークのような一角にあるベンチたちはその名残。天気のいい日には自然にここへ足が向いてしまいそうです。

「子供が大きくなるまでは、こういう自然の中でのびのび遊ばせてあげたかった」という中川さんの“子育て観”。魚のいるポイントやいつもの遊び場を案内してもらったんですが、これが結構ハードな岩場。そこをすいすいジャンプして進んでいく中川Jr。うーん。どうやら思いはしっかり通じているようです。

店先にはベンチと自転車が並ぶ。

店先にはベンチと自転車が並ぶ。

店先にはベンチと自転車が並ぶ。

すぐそばには、ゆたかな緑と美しい渓流が。

奥座敷とまちを結ぶ道路。気持ちがいい。

奥座敷とまちを結ぶ道路。気持ちがいい。

ほどよい距離感が、いい

日常の中で自然を満喫できてリラックスできそうだけど、暮らすとギャップがスゴいかも。

湯涌出身の純一さんはさておきですが、

「びっくりしたのは雪の多さくらい。子供は喜んでるしもう慣れっこですけどね(笑)まちなかのようにすぐそこにコンビニがというところではないですけど、それでも少しクルマを走らせれば大きな病院やスーパーもあるし生活するには充分だと思ってます。まちなかとの距離感がちょうどいい」と、もともと県外出身の奈々子さん。

電気もガスも通っていないタフな暮らしはそれなりの覚悟がいりますが、奈々子さんがいうようにほどよいまちなかとの距離感なのもこのエリアの魅力なんだと思います。

中川夫妻がつくる素朴なガラスの細工や雰囲気に誘われて、話を伺っている最中にもふらりと訪れてくる近所のおばさんや、ガラス造りを習いにくる人、温泉帰りに立ち寄るお客さん。

訪れる人たちにコーヒーを振る舞いながら穴場ともいえる貴重なエリアに出会った中川さんは、うらやましい生活を楽しんでいます。

ベンチに座りながらコーヒーをいただいていると、

「そうそう、もう少し温泉街の近くに手作りの土鍋を作ってるご夫婦がいるんだけど、行ってみる?100年前くらいの民家に手を加えて工房にしてるんですよ」と奈々子さん。

これには、即「お願いします」と案内してもらうこととなりまして、次回のコラムでは、「100年前の民家を工房にしながら手作りの土鍋を作っている」というご夫婦にお話を伺うことに。

いったいどんな方が待っているのでしょうか。

工房のようす。

工房のようす。

店内を彩るさまざまなガラス作品。

店内を彩るさまざまなガラス作品。

ネックレスやブレスレットも人気。

ネックレスやブレスレットも人気。

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